本記事ではJava版のエンドラ戦における、ベッド爆破のやり方を解説する。
目次
このとき自分(後述するが南北方向)から見て、エンドラの頭が左側に向けて旋回している場合は左側、右側に向けて旋回している場合は右側に立ってベッド爆破を行う。
また、F3+Bキーで当たり判定を表示させる必要がある。
もちろん、当たり判定なしでも可能だが、単に「頭がベッドの真上に来たな〜。ここだ!」で爆破させると全くダメージが入らない。なぜかというと、旋回時はエンドラの当たり判定が見た目と異なる位置に存在している。
そのため、当たり判定を付けて頭の位置をしっかり確認し、爆破させる必要がある。
※この画像はベッドの爆破タイミングを表したもの。緑の2つの四角が一緒になってるのがエンドラの頭の当たり判定だ。
爆破はなるべく近距離で当てた方がダメージが入る。しかし、近距離過ぎると設置したベッドがエンドラに壊されてしまう。なので近すぎず遠すぎずな、程よい距離感で爆破する必要がある。
また、先述の動画の1回目ではこの現象が起き、4発目のベッドがエンドラに壊されてしまっている。
順に細かく解説していく。
目次
ネザーとエンドではベッドで寝ることができず、右クリックで寝ようとすると大きな爆発を起こす。これをベッド爆破と呼ぶ。これはベッド爆弾とも呼ばれる。
また、ネザー版のベッドこと、リスポーンアンカーも、オーバーワールドとエンドでは大きな爆発を起こす。
そしてこれら爆破のダメージのみでエンドラを倒すことができる。
※以下では表記を「ベッド」と統一するが、リスポーンアンカーも含める。
また、ネザー版のベッドこと、リスポーンアンカーも、オーバーワールドとエンドでは大きな爆発を起こす。
そしてこれら爆破のダメージのみでエンドラを倒すことができる。
※以下では表記を「ベッド」と統一するが、リスポーンアンカーも含める。
ベッド爆破を用いたエンドラの倒し方は3種類存在している。
One Cycle(ワンサイクル)、Zero Cycle(ゼロサイクル)と、Ground Cycle(グランドサイクル)だ。
One Cycleは、古くからある倒し方で、安定性が高く現在でも一般的に用いられる。ベッドのみで倒す場合の最低個数は4つ。
Zero Cycleは、2021年中期頃に考案された倒し方で、非常に難しく安定性も低いが、エンドラ戦に掛かる時間がOne Cycle以下になるため、世界ランキングのトップ勢に用いられる。2021年後期から実用化され始めた。ベッドのみで倒す場合の最低個数は基本的に5つ。
Ground Zeroは、2023年中期頃に出回り始めた倒し方で、どんなエンドでも1分半ほどの時間でエンドラ戦を終わらせれる。ただし、ベッドは7つ程度以上必要になる。Zero Cycleには劣るため、あまり使われない。
One Cycle(ワンサイクル)、Zero Cycle(ゼロサイクル)と、Ground Cycle(グランドサイクル)だ。
One Cycleは、古くからある倒し方で、安定性が高く現在でも一般的に用いられる。ベッドのみで倒す場合の最低個数は4つ。
Zero Cycleは、2021年中期頃に考案された倒し方で、非常に難しく安定性も低いが、エンドラ戦に掛かる時間がOne Cycle以下になるため、世界ランキングのトップ勢に用いられる。2021年後期から実用化され始めた。ベッドのみで倒す場合の最低個数は基本的に5つ。
Ground Zeroは、2023年中期頃に出回り始めた倒し方で、どんなエンドでも1分半ほどの時間でエンドラ戦を終わらせれる。ただし、ベッドは7つ程度以上必要になる。Zero Cycleには劣るため、あまり使われない。
これらは、単なるベッド爆破ではない、もしくはベッド爆破を使用しないため、ここでの説明は省略する。
- Crystal Cycle ベッドだけでなく、エンドクリスタルも爆破させてエンドラを倒す技
- OneShot 弓矢1本だけでエンドラを倒す技。基本的にはSSGで用いられる
- Minecart TNT付きトロッコを爆破の1発目に使い、2発目以降はベッドを用いる方法。TNT付きトロッコは非常に威力が高く、エンドラの体力を半分近く削ることもできるが、鉄が11個必要
エンドラがエンド本島の中心にある岩盤の柱(以下Perch(パーチ))に、降りてきた時に倒すやり方。
厳密には降りてきている最中。エンドラが降り切ってしまうとベッドが設置できないため、ベッド爆破ができない。
厳密には降りてきている最中。エンドラが降り切ってしまうとベッドが設置できないため、ベッド爆破ができない。
- 旋回方向を意識する
このとき自分(後述するが南北方向)から見て、エンドラの頭が左側に向けて旋回している場合は左側、右側に向けて旋回している場合は右側に立ってベッド爆破を行う。
- 頭を狙って爆発させる
また、F3+Bキーで当たり判定を表示させる必要がある。
もちろん、当たり判定なしでも可能だが、単に「頭がベッドの真上に来たな〜。ここだ!」で爆破させると全くダメージが入らない。なぜかというと、旋回時はエンドラの当たり判定が見た目と異なる位置に存在している。
そのため、当たり判定を付けて頭の位置をしっかり確認し、爆破させる必要がある。
※この画像はベッドの爆破タイミングを表したもの。緑の2つの四角が一緒になってるのがエンドラの頭の当たり判定だ。
- 距離
爆破はなるべく近距離で当てた方がダメージが入る。しかし、近距離過ぎると設置したベッドがエンドラに壊されてしまう。なので近すぎず遠すぎずな、程よい距離感で爆破する必要がある。
また、先述の動画の1回目ではこの現象が起き、4発目のベッドがエンドラに壊されてしまっている。
- ベッドは2マスだが、爆発源となるマスは枕の部分
- リスポーンアンカーはグロウストーンを1つ以上チャージして、右クリックで爆発する。最大グロウストーンを4つまでチャージできるが、爆破の威力が変わったりはしない
- エンドに入ったらPerchまで行き、Perchの南北方向のどちらかに、ベッド爆破で壊れないブロックを設置する(黒曜石など)
- 南北のどちらかに移動してエンドラがPerchに降りてくるのを待機する
- エンドラがPerchに降りてきたら、ベッド爆破で倒す
順に細かく解説していく。
エンドラは待機している場所の反対側からPerchに降りてくる。例えば、南側で待機している場合、北側からPerchに降りてくる。
降りてくるタイミングはランダムで、長いと数分待機することになる。
エンドラの頭が急に「キュッ」と向きを変えたのがわかるだろう。これがPerchに降りてくるサインだ。
※Zの絶対値72以上で待機していると、サインの確認が困難なため、エンドラが待機している場所と反対側の黒曜石の柱付近を飛んでるときは、すこしPerch側に移動してエンドラの動きをよく確認するのが重要だ。
このサインが確認できたら、Perchに移動してベッド爆破で倒す。このとき、Perchの近くで待機していない限り、ダッシュでは間に合わない。そのため、基本的にエンダーパールを使って移動する。
これらの一連の流れは、エンドに入ってからエンドラ討伐までだが、速ければ1分以内に討伐でき、遅いと数分掛かってしまう。
この数分はRTAにおいてはとてつもなく大きい。それを解決したのがZero Cycleだ。
降りてくるタイミングはランダムで、長いと数分待機することになる。
- Perchに降りてくる際の挙動
エンドラの頭が急に「キュッ」と向きを変えたのがわかるだろう。これがPerchに降りてくるサインだ。
※Zの絶対値72以上で待機していると、サインの確認が困難なため、エンドラが待機している場所と反対側の黒曜石の柱付近を飛んでるときは、すこしPerch側に移動してエンドラの動きをよく確認するのが重要だ。
このサインが確認できたら、Perchに移動してベッド爆破で倒す。このとき、Perchの近くで待機していない限り、ダッシュでは間に合わない。そのため、基本的にエンダーパールを使って移動する。
これらの一連の流れは、エンドに入ってからエンドラ討伐までだが、速ければ1分以内に討伐でき、遅いと数分掛かってしまう。
この数分はRTAにおいてはとてつもなく大きい。それを解決したのがZero Cycleだ。
ドラゴンがPerchに降りてくるのを待たずに、上空でベッドを爆破させて倒すやり方。
運が悪いと数分掛かるOne Cycleと違い、必ず1分で討伐できる。
かなり難しい倒し方で、1.16+ RSGにおいて、13分切りや世界記録を狙う層が用いている。
20分切りなどを狙う上で採用するのも手ではあるが、これ以上に基礎的なネザーまでの動きや、廃要塞攻略などを多く練習した方が今後に繋がるだろう。
運が悪いと数分掛かるOne Cycleと違い、必ず1分で討伐できる。
かなり難しい倒し方で、1.16+ RSGにおいて、13分切りや世界記録を狙う層が用いている。
20分切りなどを狙う上で採用するのも手ではあるが、これ以上に基礎的なネザーまでの動きや、廃要塞攻略などを多く練習した方が今後に繋がるだろう。
エンド本島上空にはNode(ノード)と呼ばれる座標が網目状に存在する。エンドラの挙動は、このNodeを利用して決められている。
エンドラは、プレイヤーがエンドに入ると0, 128, 0にスポーンする。その後、東端と西端のNodeのより高い方へ向かう(この時、西に行くエンドラはFront Dragon、東に行くエンドラはBack Dragonという(以下Front/Back))。そして、東西端の中心から見て左隣の柱の近くのNode、もしくは1/8の確率で東西端の柱の手前のNodeの0から20ブロック上にランダムでターゲットブロックを決めて、その上を旋回しながら少しずつ降りていく。ターゲットブロックの10ブロック以内に近づくと、別のNodeの上にターゲットブロックを決めて、そこに向かうということを繰り返す。
また、エンドクリスタルが壊されるとNodeの変更が行われる。
エンドに入ってから時間が経つと、エンドラの位置は低くなり、ターゲットブロックに近づいてしまう。そのため、このZero Cycleはエンドに入ってすぐにしか出来ない。よって、エンドストーンに埋もれたスポーンでは難易度が高くなる、もしくは不可能になる。
そのため、Zero Cycleができるエンドは限られている。
エンドラは、プレイヤーがエンドに入ると0, 128, 0にスポーンする。その後、東端と西端のNodeのより高い方へ向かう(この時、西に行くエンドラはFront Dragon、東に行くエンドラはBack Dragonという(以下Front/Back))。そして、東西端の中心から見て左隣の柱の近くのNode、もしくは1/8の確率で東西端の柱の手前のNodeの0から20ブロック上にランダムでターゲットブロックを決めて、その上を旋回しながら少しずつ降りていく。ターゲットブロックの10ブロック以内に近づくと、別のNodeの上にターゲットブロックを決めて、そこに向かうということを繰り返す。
また、エンドクリスタルが壊されるとNodeの変更が行われる。
エンドに入ってから時間が経つと、エンドラの位置は低くなり、ターゲットブロックに近づいてしまう。そのため、このZero Cycleはエンドに入ってすぐにしか出来ない。よって、エンドストーンに埋もれたスポーンでは難易度が高くなる、もしくは不可能になる。
そのため、Zero Cycleができるエンドは限られている。
ベッド爆破をする位置に向かうには、エンダーパールを用いて黒曜石の柱に上り、そこからブロックを積み上げていく。
また、ターゲットブロックが高い場合でも成功するように、Node上のできるだけ高い位置でベッド爆破をすることが望ましい。
ドラゴンがベッド爆破前や爆破中にターゲットブロックを変えない(逃げていかない)確率は、Nodeの高さが地形によって変わるため目安でしかないが、地面の高さがPerchの高さと同じと考える場合、立ち位置のY座標が82の時には0%で、1ブロック積むごとに5%ずつ上がっていく。
しかし、エンドクリスタルと近い位置で爆破してしまうと、爆風によってエンドクリスタルが壊れてしまう。なので、エンドクリスタルとの距離をある程度空ける必要がある。
また、ターゲットブロックが高い場合でも成功するように、Node上のできるだけ高い位置でベッド爆破をすることが望ましい。
ドラゴンがベッド爆破前や爆破中にターゲットブロックを変えない(逃げていかない)確率は、Nodeの高さが地形によって変わるため目安でしかないが、地面の高さがPerchの高さと同じと考える場合、立ち位置のY座標が82の時には0%で、1ブロック積むごとに5%ずつ上がっていく。
しかし、エンドクリスタルと近い位置で爆破してしまうと、爆風によってエンドクリスタルが壊れてしまう。なので、エンドクリスタルとの距離をある程度空ける必要がある。
One Cycleと同じで、エンドラの頭を狙って爆破するが、One Cycleとは感覚がまったく異なる。
さらに、One Cycleと違って爆破のタイミングは、速すぎず遅すぎず、時にはあえて速め遅めと、とてもシビアな調整が必要になる。
速めに爆破した場合はエンドラの位置が上がらず、遅めに爆破するとエンドラの位置が上がりやすい。うまく調整しないと、エンドラの位置が下がりきってしまい、ベッドが設置できなかったり、プレイヤーが吹き飛ばされてしまう。
さらに、One Cycleと違って爆破のタイミングは、速すぎず遅すぎず、時にはあえて速め遅めと、とてもシビアな調整が必要になる。
速めに爆破した場合はエンドラの位置が上がらず、遅めに爆破するとエンドラの位置が上がりやすい。うまく調整しないと、エンドラの位置が下がりきってしまい、ベッドが設置できなかったり、プレイヤーが吹き飛ばされてしまう。
Zero Cycle同様、エンドラが降りてくる前にベッド爆破で倒すが、黒曜石の塔の上ではなくエンドの地上で行うやり方。
ベッドの必要は他に比べて多いが、所要時間が安定していて、1分半程で討伐できる。
ベッドの必要は他に比べて多いが、所要時間が安定していて、1分半程で討伐できる。
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