マインクラフトのRTA(リアルタイムアタック)のための情報を整理したWikiです。主に扱っているのはエンダードラゴンRTA(エンドラRTA)ですが、特に限定しているわけではありません。

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''目次''

- [[概要>#overview]]
- [[スクリプト>#script]]
- [[プラグイン>#plugin]]
-- [[Standard Manager>#standard]]
-- [[BenchMark>#bench]]
-- [[PaceMan Tracker>#paceman]]
-- [[JuWaWi>#juwawi]]
-- [[MoveResize>#moveresize]]
-- [[Pace-Status>#pacestatus]]
-- [[CustomWall>#customwall]]
-- [[ReSound>#resound]]
- [[関連項目>#relateditem]]

* &aname(overview){概要}
[[Julti>マルチインスタンス]]で使用できる、スクリプトとプラグインをまとめている。''以下はすべて、Julti v1.4.1での使用を想定している。''

* &aname(script){スクリプト}
ゲーム内でコマンドの実行や、外部プログラムの起動が行える。やや高度ではあるが、使いこなせれば便利になるだろう。

|~項目|説明|備考|
|&size(14){■} Scripts|||
|&size(14){┣┳} Import Script|スクリプトをインポートする|インポートのセクションを参照。~~なお、Gistリンク、またはGist IDを入力することでもインポートできる。|
|&size(14){┃┣} Browse Official Scripts|公式のスクリプトを閲覧する|スクリプトのインストールと、アップデートが行える。|
|&size(14){┃┣} Edit Hotkeys|ホットキー設定を開く||
|&size(14){┃┣} Open Scripts Folder|スクリプトが保存されたフォルダを開く||
|&size(14){┃┣} Cancel Running Scripts|スクリプトの動作をキャンセルする||
|&size(14){┃┗} Reload|スクリプトを再読み込みする||
|&size(14){┣} Run|スクリプトを動作させる||
|&size(14){┗┳} スクリプトを右クリック|||
|&size(14){ ┣} Run|スクリプトを動作させる||
|&size(14){ ┣} Edit|スクリプトを編集|規定のテキストエディタが開かれる。|
|&size(14){ ┣} Customize|スクリプトをカスタマイズ|ウインドウサイズを変更するスクリプトで有効。~~ウインドウサイズとEyeSeeウインドウの有無を指定できる。|
|&size(14){ ┗} Delete|スクリプトを削除||

&size(14){&color(gray){''インポート''}}
以下のフォーマットに沿った文字列を入力することでインポート出来る。

&size(14){&color(gray){''フォーマット''}}
セミコロン(;)の前後にはスペースを含んではならない。なお、以下では見やすさのためスペースを含めている。
=|PERL|
ScriptName; Location; command 1 [; command 2; command 3]
||=
|~引数名|説明|
|ScriptName|スクリプト名。|
|Location|スクリプトの実行が許可されている場所。~~&color(,#f3f3fe){ 0 } スクリプトタブ。ホットキーはなし~~&color(,#f3f3fe){ 1 } ゲーム内~~&color(,#f3f3fe){ 2 } Wall画面~~&color(,#f3f3fe){ 3 } ゲーム内 or Wall画面~~ホットキーが使える1, 2, 3は、[Jultiの設定]→[Hotkeys]でホットキーの設定が可能。|
|command|実行するコマンド。~~コマンドによっては引数が必要になる。~~複数使用することも可能。|

&size(14){&color(gray){''利用可能なコマンド''}}
Jultiメインウインドウのコマンドラインに、"help"と打ち込むことで利用可能なコマンドが表示される。

&size(14){&color(gray){''サンプル''}}
=|PERL|
// ゲーム内でLAN公開した後、「/locate endcity」とチャットを打つ
LocateEndCity;1;opentolan;chatmessage /locate endcity
||=
=|PERL|
// Wall画面からインスタンス4をアクティブにする
GoToInstance4;2;activate 4
||=
=|PERL|
// スクリプトからOBSを起動する
LaunchOBS;0;openfile C:\Program Files\obs-studio\bin\64bit\obs64.exe
||=

* &aname(plugin){プラグイン}
便利なツールや、Wallのカスタマイズなど、様々なことを行える。

|~項目|説明|
|&size(14){■} Plugins||
|&size(14){┣} Open Plugin Folder|プラグインフォルダを開く|
|&size(14){┗} 各プラグイン|Open Configをクリックで設定を開く|

プラグインを追加する場合は、プラグインフォルダにプラグインファイル (.jar) を配置する。配置後はJultiの再起動が必要になる。

** &aname(standard){Standard Manager}
デフォルトで付属。
StandardSettingsの設定をGUIを用いて管理する。

初期起動時、StandardSettingsのグローバル化がされていないと、グローバル化を求められる。
また、Jultiを使用する上で必須となる設定がされていない場合、自動的に必須な設定を行うか問われる。

|~項目|説明|備考|
|&size(14){■} File|StandardSettingsの設定ファイル||
|&size(14){┣} New|新規作成||
|&size(14){┗} Delete|削除||
|&size(14){■} File Options|マルチインスタンスを行う上で変更したい設定を管理する|ホットキーなどは含まれない。|
|&size(14){■} Edit File Manually|ファイルを手動で変更する|規定のテキストエディタが開かれる。|
|&size(14){■} Reload File|ファイルをリロードする||
|&size(14){■} Apply to All Instances|すべてのインスタンスに適応する||
|&size(14){┗} Already Applied to Instances|既にすべてのインスタンスに適応済み||

** &aname(bench){Benchmark}
デフォルトで付属。
ベンチマークを測定する。適正なインスタンス数を知る一つの指標になる。なお、測定には通常のWallが用いられる。

|~項目|説明|備考|
|&size(14){■} Reset Goal|Previewを行う回数|500~2000が適切。~~大きすぎる値にすると問題が起きる場合がある。|
|&size(14){■} Start Benchmark|ベンチマーク測定を開始する||
|&size(14){■} End Benchmark|ベンチマーク測定を中断し、終了する||

&size(14){&color(gray){''ベンチマークログ''}}
測定途中であっても、Reset Goalが100経過する毎に、Jultiのメインウインドウにログが表示される。

- ETA 測定の残り時間
- RPS (Reset per second) 1秒あたりのリセット回数。この値が大きいほど高効率。高スペックなPCであればRPSが15を超える。最効率なら30だとか
- RPS (Reset per second) 1秒あたりのリセット回数。この値が大きいほど高効率。高スペックなPCであればRPSが15を超える。最効率なら30だとか。
- Final Estimate 測定の所要推定時間

&size(14){&color(gray){''測定の注意事項''}}
- 他に起動しているソフトがある場合とない場合で、測定結果に差が出ることがある
- ワールドフォルダが溜まっていると測定結果に差が出ることがある。測定を行うたびにワールドフォルダを削除すると比較しやすいだろう

** &aname(paceman){PaceMan Tracker}
デフォルトで付属。
[[PaceMan>PaceMan (外部ツール)]]と呼ばれる、ランの追跡サイトと連携する。

|~項目|説明|備考|
|&size(14){■} Enabled|有効化||
|&size(14){┗} Access Key|アクセスキー|入手したアクセスキーを入力|

** &aname(juwawi){JuWaWi}
デフォルトで付属。
OBSのプロジェクターを使わず、JultiでWallを表示する。60FPSで描画せず、特定の状況になった際の1フレームを描画する。
JuWaWiは、Julti Wall Windowの略。

|~項目|説明|備考|
|&size(14){■} Enabled|有効化||
|&size(14){┣┳━} Use Main Monitor|メインモニターを使用する||
|&size(14){┃┣} Window Position|ウインドウの表示座標|Use Main Monitorがオフの場合のみ有効。|
|&size(14){┃┗} Window Size|ウインドウサイズ|Use Main Monitorがオフの場合のみ有効。|
|&size(14){┣┳} Show Locks|ロックの表示||
|&size(14){┃┣} Choose Lock Color|ロックの色を選択||
|&size(14){┃┗} Lock Border Thickness|境界線の太さ||
|&size(14){┣} Choose Dirt Cover Color|ダートカバーの色を選択||
|&size(14){┗} Choose Background Color|バックグラウンドの色を選択||

** &aname(moveresize){MoveResize}
デフォルトで付属。
インスタンスの移動とリサイズを行う。なお、現在はリサイズのみ対応。

[[スクリプト>#script]]に以下のフォーマットに沿った文字列をインポートし、[Jultiの設定]→[Hotkeys]でホットキーを設定する。
&color(red){''ルール上、使用しているモニターの解像度を超える解像度にリサイズできるのは1つまでな点に注意する必要がある。''}

&size(14){&color(gray){''フォーマット''}}
=|PERL|
ScriptName; Location; resize <width> <height> [zoom]
||=
|~引数名|説明|
|ScriptName|スクリプト名。|
|Location|''Locationは、1で固定。''~~詳細は[[スクリプト>#script]]を参照。|
|resize|リサイズを行う関数。|
|widht|画面の幅。|
|height|画面の高さ。|
|zoom|疑似的なMag OBSプロジェクターの有効化。~~bool型ではなく、%%%zoom%%%と記述する。~~|

=|PERL|
ScriptName; Location; cursorspeed <speed1> <speed2>
||=
|~引数名|説明|
|cursorspeed|Windowsのカーソル速度の変更を行う関数。|
|speed1|変更後の速度。|
|speed2|変更前の速度。|

&size(14){&color(gray){''サンプル''}}
=|PERL|
// 通常のEye Zoom
Tall Window;1;resize 1920 3500
||=
=|PERL|
// ボート測量用のEye Zoom
Pixel Perfect;1;resize 320 16384
||=
=|PERL|
// 縦長(埋もれた宝用)
Thin BT;1;resize 240 700
||=
=|PERL|
// 横長(霧を消す)
Planar Fog;1;resize 1920 300
||=
=|PERL|
// ボート測量用のEye Zoomと、カーソル速度の変更。DPI変更ができない場合に適している
Pixel Perfect and Change Speed;1;resize 320 16384 zoom;cursorspeed 1 3
||=

&size(14){&color(gray){''解説動画''}}
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=_Dbg83ESedg&t=912)

** &aname(pacestatus){Pace-Status}
https://github.com/cylorun/Julti-Pace-Status
Discordのステータスに、現在のランとセッションタイムを表示する。
使用すると、Jultiが動作不良を起こす場合がある。

|~項目|説明|
|&size(14){■} Enabled|有効化|
|&size(14){■} MC username|マイクラ内の名前|
|&size(14){■} Save|保存|

** &aname(customwall){CustomWall}
https://github.com/draconix6/Julti-CustomWall
変則のInstance Movingレイアウトを可能にする。Boyennスタイルの再現などが可能。
設定したレイアウトを使用するには、[Jultiの設定]→[Resetting]→[Style]をCustom Wallに変更する。
レイヤー機能を使用する場合は、custom-wall-obs-link.luaを、%%%UserProfile/.Julti%%%に配置し、OBSのスクリプトにluaファイルを追加する。

|~項目|説明|備考|
|&size(14){■} Layout|レイアウトプロファイル||
|&size(14){┣} New|新規作成||
|&size(14){┗} Delete|削除||
|&size(14){■} Focus Grid Area|フォーカスグリッドエリア|メインとなるエリア|
|&size(14){┗} X, Y, Widht, Height|座標、幅と高さ||
|&size(14){■} Lock Area|ロックエリア|ロックしたインスタンスを表示するエリア|
|&size(14){┣} X, Y, Widht, Height|座標、幅と高さ||
|&size(14){┣} Vertical|垂直表示||
|&size(14){┗} Stretch Instances To Fit|インスタンスを収縮して画面内に収める||
|&size(14){■} Background Instance Area|バックグラウンドエリア|メインのエリアに表示されない残りのインスタンスのエリア|
|&size(14){┗} X, Y…|Lock Areaと同様||
|&size(14){■} Customize Layers|レイヤーのカスタマイズ||
|&size(14){┣} Top|||
|&size(14){┣} Middle|||
|&size(14){┣} Focus|||
|&size(14){┗} Save|レイヤーを保存||
|&size(14){■} Layout Name|レイアウト名||
|&size(14){┗} Save|保存||

** &aname(resound){ReSound}
https://github.com/bafften/Julti-ReSound
各インスタンスをリセットする毎にリセット音を再生する国産のプラグイン。
Multi Reset Soundが擬似的なことに満足いかない人向け。

使用する場合は、[Jultiの設定]→[Sounds]から、SingleとMultiのReset Soundを無効、または無音にする必要がある。

|~項目|説明|
|&size(14){■} Reset Sound File|再生する音声ファイル|
|&size(14){■} Volume|音量|

* &aname(relateditem){関連項目}
- [[マルチインスタンス]]

メンバーのみ編集できます